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次世代コミュニケーションサイネージ ~仕組み編~


デジタルサイネージの仕組み|3種に分類される表示の仕組みや導入に必要な基礎知識を解説


デジタルサイネージとは、ディスプレイに静止画や動画を表示するためのシステムです。デジタルサイネージは、さまざまな場所に導入されています。この記事では、デジタルサイネージの導入を検討している人に向けて、デジタルサイネージの基礎知識や仕組みを解説します。
 
デジタルサイネージを上手に活用するために、ぜひ参考にしてください。
 
 

デジタルサイネージとは

デジタルサイネージとは、電子ディスプレイを使用して情報を表示するためのシステムです。複数の静止画や動画を切り替えて表示でき、幅広い情報を発信できます。そのためショッピングセンター、病院、宿泊施設、学校、オフィスなどの幅広い場所で、情報の周知に役立てられています。
 
種類によっては単に情報を表示するだけでなく、見ている人とのコミュニケーションも可能です。
 

デジタルサイネージ市場の傾向

デジタルサイネージの市場は、どのような状況にあるのでしょうか。ここでは、デジタルサイネージの現状や将来性について解説します。
 

デジタルサイネージの市場

デジタルサイネージに対する需要は伸びており、2018年の市場規模は232億円でした。デジタルサイネージの市場規模は、今後もさらに拡大すると考えられています。
 
※参考:デジタルサイネージ市場に関する調査を実施(2020年) | ニュース・トピックス | 市場調査とマーケティングの矢野経済研究所
 

デジタルサイネージの将来性

デジタルサイネージはすでに幅広い活用方法がありますが、今後はインバウンド向けの情報発信や防災ソリューションとしての活用に期待が寄せられています。活用の幅がさらに広がれば、市場規模を拡大する要因になるでしょう。
 

デジタルサイネージ導入によるメリット

ここでは、デジタルサイネージを導入するメリットを解説します。
 

情報を更新しやすい

ネットワークに接続できるデジタルサイネージは、パソコンから操作するだけで簡単に情報を更新できます。わざわざデジタルサイネージの設置場所まで行く必要がないため、手間や人件費も可能です。
 

視認性が高い

デジタルサイネージはディスプレイが発光するため、視認性が高いという特徴があります。どのような場所でも見やすく、情報をしっかり伝えられます。夜間でも情報がはっきりと映し出されるため、多くの人の目を引きやすいです。
 

顧客の目に留まりやすい

デジタルサイネージでは静止画だけでなく、音声がついている広告や動画も配信できます。顧客に気づいてもらいやすく、情報を効率的に伝えられます。顧客の目に留まりやすいため、興味をもたれる可能性も高いです。
 

販促効果の高さ

デジタルサイネージはより多くの人に見てもらえるため、高い販促効果を期待できます。たとえば、新商品やおすすめの商品などの情報を発信すれば、不特定多数の人への周知が可能です。
 

デジタルサイネージのデメリット

ここでは、デジタルサイネージのデメリットについて解説します。
 

初期費用やランニングコストが高額

デジタルサイネージを使用するには、ディスプレイを購入したり、設置環境を整えたりするためのコストがかかります。紙媒体を掲示して情報を発信する場合と比較すると、初期費用は高めになります。また、故障した際の修理やメンテナンスのためのランニングコストも発生します。
 

故障する可能性がある

デジタルサイネージはデジタル機器であるため、長く使用していると故障する可能性があります。人がぶつかったり、水がかかったりして故障するリスクもあるでしょう。その場合は、修理のための費用がかかります。
 

デジタルサイネージの種類と仕組み

デジタルサイネージは3種類に大別できます。ここでは、デジタルサイネージの種類ごとの特徴や仕組みを解説します。
 

スタンドアロン型

スタンドアロン型は、USBメモリやSDカードなどの記憶媒体に保存しているデータをディスプレイに映し出すデジタルサイネージです。ネットワークにつなげる必要がなく、ディスプレイと記憶媒体があれば、すぐにコンテンツを配信できます。
 
情報を更新したい場合は、記憶媒体に保存しているデータを書き換える必要があります。
 

ネットワーク配信型

ネットワーク配信型は、インターネットなどのネットワークを通じてデータを受信し、ディスプレイに映し出すデジタルサイネージです。発信する情報はネットワークを通じてデジタルサイネージへ共有するため、離れた場所からでもコンテンツの内容を瞬時に更新できます。複数のデジタルサイネージを運用していても、効率的に情報をアップデートできます。
 

インタラクティブ型

インタラクティブ型はタッチパネルの機能がついており、人の動きに反応してディスプレイの表示が切り替わるデジタルサイネージです。またセンサーで人の動きを検知し、それにあわせた内容を表示するタイプもあります。一方的な情報発信ではなく、相手のニーズにあわせた情報提供が可能です。
 

デジタルサイネージの構造

デジタルサイネージは、どのような構造になっているのでしょうか。ここでは、デジタルサイネージの構造について解説します。
 

表示装置

表示装置は、静止画や動画などを表示する部分です。主にディスプレイが該当します。幅広いサイズがあり、設置場所や用途にあわせて選べます。
 

コントロール部

コントロール部とは、静止画や動画などを記録するための装置のことです。また、デジタルサイネージ全体の機能を制御しています。たとえば、パソコンやCMSなどがコントロール部となります。
 

デジタル通信部

デジタル通信部は、静止画や映像などのコンテンツを受信する部分です。デジタルサイネージから情報を送る場合は、デジタル通信部から発信されます。デジタル通信部としては、たとえばドングルレシーバーがあげられます。
 

ストレージ部

ストレージ部は、静止画や動画などの情報を保存するための部分です。本体のストレージだけで足りない場合は拡張も可能です。たとえば、USBメモリやSDカードなどが該当します。
 

デジタルサイネージ導入にかかる費用の目安

デジタルサイネージを導入するには、さまざまな費用がかかります。ここでは、レンタル費用の目安と、購入して設置する際にかかる初期費用の目安を解説します。
 

レンタル費用の目安

デジタルサイネージは、1日単位でレンタルが可能です。デジタルサイネージのレンタルにかかる費用は、サイズによって変化します。小さいものなら2,000円前後でレンタルできますが、大きいものは数万円がかかります。
 

初期費用の目安

ディスプレイ

デジタルサイネージに使用するディスプレイは、屋内用と屋外用にわかれています。それぞれ費用も異なるため、注意が必要です。ディスプレイの費用の目安は、屋内用なら10~40万円程度、屋外用なら40~80万円程度です。
 

STB

デジタルサイネージのSTBとは、コンテンツを再生するためのプレイヤーのことです。STBを購入する場合、かかる費用の目安は1~10万円程度となります。ただしSTBが内蔵されているディスプレイもあるため、ディスプレイの仕様について確認したうえで購入を検討することが大切です。
 

CMS

CMSとは、コンテンツの配信や表示について管理するソフトウエアやシステムのことです。費用は扱うデータ量によって変化します。目安は1台あたり4,000円から1万円程度です。
 
CMSはクラウドサービスもあり、契約すればすぐに利用可能です。クラウドサービスを利用する場合は、毎月の使用料が発生します。
 

コンテンツ

コンテンツとは、デジタルサイネージに表示する静止画や動画などのことです。制作にかかる費用は、静止画なら1枚あたり1万円から、動画なら1本あたり3万円からが目安となっています。
 
なお、専用のアプリケーションを活用して自作するのもひとつの方法です。ただし、魅力的なコンテンツを作るためのスキルやノウハウが必要となります。
 

デジタルサイネージを導入時に検討するべきこと

デジタルサイネージを導入する際は、さまざまなことを検討する必要があります。ここでは、具体的に何を検討するべきか解説します。
 

使用場所

デジタルサイネージのディスプレイには屋内用と屋外用があるため、どちらで運用するか明確にしたうえで選びましょう。たとえば屋外用のディスプレイを選択すれば、湿気やホコリが多い場所でも問題なく使用可能です。それぞれ価格も異なるため、目的や使用シーンにあわせて最適なほうを選んでください。
 

「レンタル」か「購入」

デジタルサイネージはレンタルして使用する方法もあります。特に短期的に運用したい場合や試しに導入したい場合は、レンタルが適しています。
 
一方、長期的に運用するつもりであれば購入がおすすめです。どのように使用するか考慮したうえで最適な導入方法を選びましょう。
 

導入するデジタルサイネージの種類

すでに解説したとおり、デジタルサイネージは3種類にわかれています。それぞれ特徴が異なるため、どのように運用したいかイメージしたうえで選ぶ必要があります。たとえば情報を頻繁に更新したいなら、ネットワーク配信型を選ぶと便利です。
 
また、見ている人とのコミュニケーションを重視するする場合はインタラクティブ型が向いています。
 

デジタルサイネージの導入の流れ

デジタルサイネージはどのような流れで導入すればいいのでしょうか。ここでは、デジタルサイネージの導入の流れを解説します。
 

用途・経費・運用方法などを決定する

デジタルサイネージを導入する際は、用途をよく検討しましょう。また、経費や運用方法についても確認する必要があります。使い方やかけられる予算によっても選ぶべきデジタルサイネージの種類は異なるため、最初にしっかりとイメージを固めておくことが大切です。
 

システム構築・コンテンツ制作

目的にあわせてデジタルサイネージを活用できるようにシステムを設計し、実際に構築する必要があります。また、デジタルサイネージで配信するコンテンツの制作も進めなければなりません。
 

運用開始・保守や管理

デジタルサイネージの準備が整ったら、実際に運用を始めます。デジタルサイネージの運用を適切に行うためには、継続的な監視が必要です。保守や管理の業務は、専門の業者に依頼するのがおすすめです。
 

デジタルサイネージ導入における注意点

デジタルサイネージを導入するときは目的を意識しましょう。目的が曖昧な状態で導入しても、期待しているような効果を得られない可能性があります。また、設置場所についても確認しておく必要があります。設置場所の条件にあうデジタルサイネージを導入し、スムーズに導入や運用を進められるようにしてください。
 

まとめ

デジタルサイネージを導入すれば、ディスプレイを通じてさまざまな情報を発信できます。紙媒体で情報を届けるよりも多くの人に見てもらえる可能性が高いです。すでに多くの場所でデジタルサイネージが活用されています。
 
株式会社テックリンクのデジタルサイネージソリューションでは、さまざまなタイプのデジタルサイネージを提供しています。幅広いシステムの構築が可能であり、魅力的なコンテンツの制作も依頼可能です。デジタルサイネージを有効活用するために、ぜひ相談してください。
 
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